
不動産の売り出しをする時に、周囲にどのくらい同じような売り物件があるのか、調べておく必要があります。
それらが、あなたの物件と競合になりますので、売り出し価格を設定する上で、とても重要なことになります。
これらは、不動産会社に聞く前に、ある程度自分で調べることが出来ます。
新聞などを購読している場合は、定期的に入る不動産会社のチラシなどを集めてみましょう。
また、一番簡単なのは、インターネットでの確認です。
複数の不動産会社の情報を集めたポータルサイトに行き、場所や建物の築年数が近いものを探してみましょう。
実査定の際には、成約した物件情報なども不動産会社から貰えると思いますので、参考にしてみるといいでしょう。
調べてみて、あなたの物件に近い売り物件が、どのくらい売り出されているかにより、価格戦略が変わってきます。
同じエリアに、複数の売り物件がある場合は、価格を決める時は、慎重に行わなければいけません。
その中で、物件の程度は同じなのに、価格が高いものは、購入リストから外されてしまいがちです。
また、その逆に同じエリアで、売り出し物件がほとんど出ていない場合は、他の物件と競合しないので、良いタイミングだと思います。
こういう時には、少し高めに売値を設定しても、そのエリアで探している人がいれば、購入してくれることがあります。
また、マンションの場合は、過去に取引された事例をもとに価格設定するのが基本です。
過去に成約した事例をもとに査定する方法を、「取引事例比較法」と呼んでいます。
対象物件と条件が近い取引事例を数多く集めて、対象物件の事情に合わせて、経過年数も考慮します。
そして、地域や個別的要因を含めて、比較評価していきます。
同じマンションでも、階層によって価格が異なってきます。
1階と最上階で同じ方角で似たような間取りのところでは、最上階の物件の方が、価格が高くなります。
1階が1,200万で売り出されていれば、最上階なら100万円以上は、売値がアップすると想定できます。
マンションも一緒で、同じところに売り出し中の物件がない時は、売却の絶好のタイミングです。
何れにしても、競合が出て、値崩れしてしまう前に、早めに売却することが大切です。
競合物件をリサーチして、売り出しのタイミングをよく相談して決めるようにして下さい。